絵馬殿 1682年(延宝2年)拝殿新築で境内規模を拡大した際に旧社殿を移築して絵馬殿とされました。一見木造に見える建物ですが、柱に鉄骨が入っています。ここから市内を一望でき、撮影スポットとなっています。
天津磐境(あまついわさか) 本殿西側には、鶴組石と亀組石が配置された磐境があります。この天津磐境の他、境内には盤座(いわくら)・磐境(いわさか)が点在しています。神社庭園としては日本最古の遺構とされているこの古代庭園は、日本代表名園に推奨されています。
石段 阿智神社の東側参道から登る石段にはそれぞれ縁起の良い名前が付けられています。はじめに登る88段には米寿段。61段の還暦段。33段の厄除段。そして随神門の7段、拝殿の5段、荒神社の3段で母なる神の身の内、生命力の根源に達するとされています。
素隠居(すいんきょ) 江戸時代の頃、祭礼に参加できない老夫婦が若者にお面をかぶらせて参加させたのが始まりで、300年も続く伝統行事。「じじ」「ばば」のお面をかぶった素隠居に渋うちわで頭を叩かれると厄払いになるとされています。春季と秋季の阿智神社例大祭には素隠居が街に繰り出し、たくさんの人々を厄払いします。